東村アキコ先生リスペクト★漫画『かくかくしかじか』に出会った話
ゴールデンウィークも今日で最終日ですね。
わたしは11連休を頂き、ゆっくり遊ばせてもらいました。
2014 Myゴールデンウィークのテーマは、art!!
大阪、京都の美術館を巡ったり、
イタリアに飛び立ってヴァチカン美術館を見学したり、
西洋の歴史的建築物を目にしたりと、
とってもとっても刺激的な11日でした…!!
話は急に変わりますが、わたしは今日TUTAYAで4380円払わされました。
TUTAYAでこんな金額払った事ありますか?
一体わたしは何を借りたのか。
それは、そう、漫画10冊。
通常ならば1週間、10冊800円で漫画レンタルが出来るのです。
それが何故こんなことになったのか。
そもそも事の発端は、イタリアに飛び立つ前日の夜23時。
TUTAYAでレンタルしている漫画10冊の返却日が、明日朝12時だと私は気付いた。
明日のスケジュールは、朝6時半に空港…
無理だ。
朝は重いスーツケース引きずってるし、っていうか5/10冊まだ読んでないし、
今から読みはじめたら明日の朝絶対に起きれないし、
どう考えても返しにいけない。
…まあ、帰ってきてからでええか。
そう、わたしはこのときに1週間の延滞を覚悟したのです。
その結果が、今日の4380円。
なめてた。こんなに高いとは…くうっ…財布に大ダメージ…
わたしが返却を諦め、延滞金を覚悟してまで読みたかった漫画、
それは一体何なのか。
そう、その9/10冊、それが東村アキコ先生の『海月姫』なのです!
(残りの1冊はテラフォーマーズの最新刊)
前置きが長くなりましたが、本題です。
わたしは最近、東村アキコ先生の漫画が大好きで、リスペクトしてます。
どうせ海月姫が実写化されるから、読み始めたんだろう!
と思われるかもしれませんが、違います。
東村アキコとわたしの出会いは、『かくかくしかじか』が初めてでした。
このマンガがすごい!の2013年、2014年に2年連続で選ばれており、
かつ作品紹介がわたしの興味をひき、読み始めたのがきっかけです。
ちなみに、その作品紹介がこちら。
自分は絵がうまい。本気でうぬぼれていた林明子(高3)は竹刀を持った絵画教師・日高先生に罵られ…!? 少女まんが家を夢みたあの頃を描くドラマチック・メモリーズ!
以前「はじめに」というタイトルの記事に書きましたが、
わたしは子どもの頃、将来は漫画家になるのだと思っていました。
そんな自分と先生の子どもの頃が、リンクしたわけです。
実際に読んでみると、東村アキコの世界観に感激!
何だこの人。めちゃくちゃおもしろいじゃないか。
物語は先生の自叙伝で、漫画家になるまでを恩師との出会いを中心に書かれています。
“うぬぼれていた”と書いてありますが、それを痛快に笑いに変えていたり、
夢を忘れて遊びほうける学生時代のダメっぷりを読んでいると本当に自分と重なって、
読みながら思わず「そうそう!」と言いたくなるほど
共感出来るポイントが多い漫画となっています。
一見ただのギャグ漫画のように聞こえるのですが、
どちらかというとこの作品は、
恩師への懺悔と自分への戒めを綴ったヒューマンストーリー。
途中に織り込まれるモノローグのようなシーンでしんみりさせられるのですが、
次のコマではもう笑いに変わっており、ハッとさせられます。
笑あり涙あり。
わたしはそんな作品を書く人が大好きです。
この『かくかくしかじか』は、それとはまた少し違った、
なんとも不思議な作品。
彼女は天才だと思う。
すっかり東村アキコの虜です。
そして先生のことをいろいろ調べているうちに、
今度能年ちゃんで実写化される『海月姫』が彼女の作品だとわかり、
読むにいたったのです。
これは「ヲタク女子」というキーワードが自分と重なり、読み始めました♡笑
そしてまた、この『海月姫』のコミックについているおまけページに書かれた
先生のエピソードがめちゃくちゃおもしろいんですよ。
先生が高校生のときにTVで見ていたオリンピックの陸上の選手(名前忘れちゃった)に恋をして、
ついにその選手に会いに行くまでのストーリーが数ページだけ書いてあるんだけど、
その言動が、ほんとすごい。笑
かくかくしかじかに書かれたエピソードも含め、
本当に行動力に長けた人なんだなと思います。
これは、見習いたい!